総合的な学習の時間、「川遊びグループ」は、川に入って遊べない、今の季節にできる活動を考えていました。「川岸で、泥団子を作って、的に当てる遊びをしたいので、一緒に・・・」グループの子どもたちが、私にそう伝えに来てくれました。どんなことを考えたのかな?言葉だけでは十分にイメージしきれませんでしたが、一緒に行ってみました。

2月、暖かな日差しが降り注ぐ、とても気持ちいい午後の時間。川に向かう子どもたちの聞こえてくる会話から、そしてその後ろ姿から、ウキウキ感が伺えます。

川につくと、わき目も振らず、まっすぐに、泥団子作りが始まりました。穏やかな水の流れ、気持ち良い川岸故、もう少し他の姿も想像していたので、ある意味感心しました。事前の教室で、川へ行く目的がしっかりと子どもたちで共有されていたのだなと思いました。

また、『川の砂じゃあ、泥団子はうまく作れないのではないかな』そう思っていた私の思いをあざ笑うかのように、きれいな泥団子が次々作られていくのです。これまでもそうしたことがあるのだろうことがわかる、隙のない動きがみられます。

さて、作った泥団子をどうするのかというと・・・「立てた木に当てる」ということでした。ある意味シンプルな遊びですが、これがなかなか面白い。丁寧に、時間をかけてつくった泥団子は、一度きりの命です。投げる時に、すっと慎重さが増し、ある種の緊張感が沸いてきたりして・・・木に当たらず、失敗すると、泥団子は「パーン」と勢いよく割れます。残念ではありながら、しかし、それがまた爽快でもあったりして・・・

川からの帰り道、この遊びの手ごたえを感じ「次の時間も・・・」から始った、子どもたちの途切れない会話に、微笑ましさを抱きながら、子どもたちが眼差すものを共に味わいたい気持ちが高まりました。